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日本天文遺産認定 会津日新館天文台跡
2019-05-24
カテゴリ:会津若松の歴史
写真は今年の3月に日本天文学会が本年度より創設した日本天文遺産の第1号に認定された“会津日新館天文台跡”です。
会津若松観光ナビのホームーページよりますと、この天文台跡は白虎隊も学んだ会津藩校日新館の天文学習の観測場だったそうで、冬至の日には、暦学家や天文師範などが集まって、明年の雲気候や、晴雨考を編んで官に提出していたそうです。当時の会津の学力の高さが窺えますね
日新館は残念ながら戊辰戦争で焼失しましたが、天文台跡は規模が縮小していますが、江戸時代の天文台としては国内唯一現存しており、歴史的にも貴重な遺跡として、この度の栄えある認定となりました
当時の人々が眺めた月や星を同じ場所で眺めていると思うと、時代を超えた壮大なロマンを感じます
ちょっとおおげさですが、そう思って夜空を見ると思いもひとしおです